「YouTubeで保存した動画、どこにあるの?」と感じたことはありませんか?
実は、保存方法によって保存先が異なるため、確認すべき場所も変わってきます。
保存方法 | 保存先 | ネット接続の要否 |
---|---|---|
再生リスト保存 | ライブラリ > 再生リスト | 必要 |
後で見る保存 | ライブラリ > 後で見る | 必要 |
オフライン保存(Premium限定) | ライブラリ > ダウンロード | 不要(最大30日) |
スマホの場合は「ライブラリ」タブから、パソコンの場合はYouTubeの左メニューから確認できます。
動画が見つからないときは、保存した方法やアカウントを確認するのがポイントです。
YouTube Premiumの保存機能を深掘り解説!
YouTube Premiumは、広告なしの視聴だけでなく、動画のオフライン保存やバックグラウンド再生など、より便利な機能が使える有料プランです。
この章では、その中でも特に便利な「オフライン保存機能」に焦点を当てて、詳しく解説していきます。
Premiumと無料プランの違いをまずは整理
機能 | 無料プラン | Premiumプラン |
---|---|---|
広告なし視聴 | × | ○ |
バックグラウンド再生 | × | ○ |
オフライン保存 | ×(不可) | ○(一部制限あり) |
YouTube Music Premium | × | ○(無料で付属) |

つまり、オフライン保存が使えるのはPremium会員のみ。
これにより、ネットがつながらない場所でも動画視聴が可能になります。
オフライン保存できる動画とできない動画
YouTube Premiumでも、すべての動画が保存できるわけではありません。以下のような制限がある点には注意しましょう。
保存不可の主なケース | 理由と補足 |
---|---|
著作権保護が強い動画 | 音楽の公式動画、映画の予告編などは対象外が多い |
制限付きコンテンツ(年齢確認などが必要) | 年齢認証が必要な動画は保存できないことがあります |
チャンネル側が保存を許可していない場合 | クリエイター側でダウンロード制限をかけていることも |
✅保存できない動画には、「ダウンロード」ボタン自体が表示されません。
保存した動画の視聴期限は?30日ルールとは
Premiumで保存した動画にも、有効期限があります。
ダウンロードから30日間、または30日以内に一度でもネット接続がない場合、動画は自動的に視聴できなくなります。
視聴期限切れになる条件
- 30日間オフライン状態が続いた
- 動画の元データ(YouTube上)が削除された/非公開になった
- アプリのキャッシュがリセットされた

その場合でも、再度インターネットに接続すれば再ダウンロードが可能です。
同時に保存できる端末数に注意
YouTube Premiumでは、保存できる端末の台数にも上限があります。
公式に明記はされていませんが、おおむね 5台前後が上限とされています。
もし台数制限を超えると、古い端末の保存が解除されたり、新たな端末では保存できなくなったりします。
アカウントを複数端末で共有している場合は、保存の台数管理にも注意しましょう。
動画の画質を選べるのもPremiumの魅力
保存する際には、画質を選ぶことができます。
画質が高いほど、保存にかかる容量も増えるため、端末のストレージ残量とのバランスが大切です。
画質 | 保存容量の目安(10分動画) |
---|---|
低画質(144p) | 約20〜30MB |
標準(360p) | 約50〜80MB |
高画質(720p) | 約100〜150MB |
📌保存時に「Wi-Fi接続時のみダウンロード」設定をONにしておくと、通信量を節約できます。
第7章|保存動画をもっと便利に使うワザ集
YouTubeの保存機能を「あとで見る」ためだけに使っていませんか?
実は、再生リストや保存機能は使い方しだいで、学習にも、趣味にも、家族との共有にも大活躍する便利なツールなのです。
ここでは、保存機能の応用テクニックを具体的な活用シーンとともにご紹介します。
1. 再生リストをテーマ別に分けると超便利
再生リストは無制限に作成できます。
以下のように、自分の目的別に再生リストを作ることで、保存動画が“使える動画”になります。
📌 再生リスト活用アイデア
リスト名例 | 活用シーン |
---|---|
英語学習用 | 英会話チャンネルやTED、リスニング教材など |
音楽・リラックス用 | お気に入りのBGMやLo-Fi音楽など |
子ども向け | 子どもが安心して見られる動画を集める |
お料理アイデア集 | 作りたいレシピ動画をまとめておく |
自己啓発・モチベ用 | 勉強・目標達成に向けた動画をストック |
タイトルをつけるだけでなく、リストに説明文も追加しておくと管理しやすくなります。
2. 再生リストを共有して家族や友人と楽しもう
作成した再生リストは、自分だけでなく他の人ともシェアすることが可能です。
共有手順(スマホ・PC共通)
- ライブラリから共有したい再生リストを開く
- 上部にある「共有」アイコンをタップ
- リンクをコピーし、LINEやメールなどで送信するだけ!

子どもや高齢の家族に向けて、「安心・安全な動画セット」を作ってあげるのもおすすめです。
3. 再生リストを“教材”として使う方法
YouTubeは「学びの場」としても優秀なツールです。
保存機能を使えば、自分だけの「無料教材セット」が簡単に作れます。
例えば…
- 英語学習:リスニング、発音、語彙などジャンル別に保存
- プログラミング:HTML、Python、AI解説などをシリーズごとに分類
- 資格試験:講義動画を章ごとに分けて保存
📌保存した順番=学習の順番として使えば、勉強がスムーズになります。
4. プレイリストをループ再生して作業BGMに
再生リストは、自動で次の動画へ進むだけでなく、リスト全体をループ再生することも可能です。
作業中のBGMや、睡眠用の環境音としても活用できます。
ループ再生のやり方(スマホ版)
- 再生リストを開いて再生開始
- 画面下の「再生中バー」を上にスワイプ
- 「ループ再生」アイコンをタップ(リスト単位でループされます)
5. 視聴履歴と組み合わせて「振り返り」にも便利
保存と並行して使いたいのが「視聴履歴」です。
「保存し忘れたけど、前に見た動画があったな」というときは、視聴履歴から遡ることができます。
気になる動画を一度視聴しておき、あとから視聴履歴→保存へ追加
まとめ 保存機能を使いこなして、YouTubeをもっと便利に!
これまでの章では、YouTubeで動画を保存する方法から、視聴・削除・応用テクニックまでを、スマホやパソコン別にくわしくご紹介してきました。
ここでは、その内容を整理しながら、自分に合った使い方を選ぶヒントをまとめておきます。
あなたに合った保存スタイルはどれ?
あなたのタイプ | おすすめ保存方法 | 特徴 |
---|---|---|
気になった動画をあとで見たい | 「後で見る」リストに保存 | すぐ保存・すぐ見られる手軽さが魅力 |
ジャンルごとに整理したい | テーマ別の再生リストを作成 | 自分だけの“動画フォルダ”を作れる |
通信量や電波が気になる | YouTube Premiumでオフライン保存 | オフライン環境でも動画が視聴できて便利 |
家族と動画を共有したい | 再生リストを共有・リンク送信 | リストごとにURLをシェアできる |
勉強やスキルアップに使いたい | 学習用プレイリストを作成 | 視聴順で理解が深まる、無料教材の完成形! |
保存のコツ3つのポイント
- 目的別に再生リストを分けよう
→「学習」「リラックス」「あとで見る」などに分けるだけで、探しやすさが格段に向上します。 - 定期的に整理しよう
→見終わった動画や不要になったものは削除して、リストをスッキリ保ちましょう。 - 保存と視聴履歴をセットで使おう
→保存し忘れても履歴から探せるため、「あの動画、どこ行った?」問題も防げます。
📋保存テクチェックリスト(早見表)
チェック項目 | できてる? |
---|---|
動画の保存方法を使い分けているか? | ✔︎ / ✘ |
再生リストをテーマごとに整理しているか? | ✔︎ / ✘ |
オフライン保存の期限を理解しているか? | ✔︎ / ✘ |
保存した動画を定期的に見直しているか? | ✔︎ / ✘ |
保存と視聴履歴の併用ができているか? | ✔︎ / ✘ |
「✔︎」が多い方は、保存機能をしっかり使いこなせている証拠です!
「✘」が多かった方も、この記事を読んだ今からすぐに実践できますので、安心してくださいね。
これで、YouTube保存機能の完全ガイドは終了です。
あなたの動画ライフが、もっと自由で、もっと楽しくなりますように!